マラソン大会で足袋の普及を

マラソン大会で足袋の普及を

昨日(2019年4月19日)夕方のNHKテレビ「もぎたて!」で、「足袋をたどれば――岡山いだてん秘話」という特集をやっていた。

昭和2年、岡山ー茶屋町間でマラソン大会が開かれ、そのとき優勝した人物を探していくという内容で、とても面白かった。

このマラソン大会を開いたのが倉敷市茶屋町の足袋の老舗メーカー(株)丸五。番組でも丸五のスタッフ、そして藤木茂彦社長が登場し、取材にこたえていた。

藤木社長のインタビュー画面には、丸五100周年の記念パンフレット(小社が編集・制作したもの)が置かれていた。

今年創業100周年を迎えた同社のアーカイブをまとめたB5サイズ変型12ページのコンパクトなパンフレットだが、創業者の藤木伊太郎のアイデアマンぶり、地下足袋の普及をとマラソン大会を企画したことなど、貴重な歴史が紹介されている。

アーカイブが企業のPR、ブランドづくりに役にたっている。

ちなみに大河ドラマ「いだてん」で金栗四三らがはいている足袋をつくっているのは、同社だってこと、ご存じでしたか。

(画像はいずれもNHKテレビの画面から)

数多くのプロスポーツ選手も愛用している丸五の足袋

数多くのプロスポーツ選手も愛用している丸五の足袋

創業100周年を迎えた倉敷市茶屋町にある丸五

創業100周年を迎えた倉敷市茶屋町にある丸五

(株)丸五の藤木茂彦社長。100周年机にはパンフレットが

(株)丸五の藤木茂彦社長。100周年机にはパンフレットが

昭和2年に行われたマラソン大会の新聞記事。優勝した選手は足袋型シューズをはいているのがわかる

昭和2年に行われたマラソン大会の新聞記事。優勝した選手は足袋型シューズをはいているのがわかる